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家庭内暴力 被害者らが追悼集会

【QLD30日】  QLD州で30日、家庭内暴力の被害者など数百人が集まり、州内で発生した家庭内暴力を背景とした殺人事件の被害者女性2人の追悼集会を行った。ゴールドコーストやブリスベン、ケアンズなどで、黒い服を着用し手にバラを持った参加者が集まった。

 

参加者らは犠牲者を追悼するとともに、被害者を救うことが出来なかったとして行政制度を批判した。参加者の一人、カランビン選挙区の自由国民党員ガーバー党員は、全国で平均週に一人が家庭内暴力で犠牲になり、事件が発生するまでに平均27回警察に通報しているとして、「話し合いの時は終わった」と述べ、行動を起こす時が来たと訴えた。

 

この他、娘を元パートナーに殺害された女性は「犠牲となった女性たちは、(殺害する)権利が自分にはあると考えていた近しい者によって殺された」、「彼女たちはどう生きたかではなく、どう死んでいったかで記憶される」と述べ、涙を流すのも良いことだが、行動を起こすことが必要との考えを示した。

 

ソース:news.com.au-Red Rose Rally: Hundreds gather to honour Kelly Wilkinson, Lordy Ramadan

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