【キャンベラ1日】 連邦政府は、フランスのバイオ企業ヴァルネヴァ社と接触をし、国内でのコロナウイルスのワクチンの購入の可能性を示唆した。
ヴァルネヴァのワクチンはインフルエンザやポリオ接種と同様に、感染がないようにウイルスを不活化させてから投与している。このワクチンは開発の最終段階に入っており、幅広いコロナウイルスに対応するワクチンとして、将来的に追加免疫のオプションとして使用される可能性があるという。
連邦政府は「ヴァルネヴァ社との接触は購入を確定するものではなく、アストラゼネカやファイザー、ノロバックス社の3社以外のオプションを考慮するためのもの」だとし明言は避けている。
英国政府はヴァルネヴァ社からのワクチンを1億回分購入しており、欧州の10ヶ国が注目をしている。
オーストラリアでは来週からフェーズ2aの予防接種が開始される予定で、50歳以上の人、アボリジニ、トレス海峡諸島民、ワクチン接種をしていないハイリスク職種従事者が対象となる。
ソース: news.com.au – Australia in talks with French firm Valneva about importing vaccine