【ダーウィン1日AAP】 NT準州は1日に39年目のテリトリー・デーを迎え、準州民たちは大量の花火の打ち上げをし、「過保護国家」からの独立を祝った。
テリトリー・デーとは、 1978年7月1日に連邦政府から準州の地位を認められて自治権を獲得した記念日。
この日のみ同州では一般の花火の打ち上げが認められており、およそ336トンの花火が用意されたという。多数の 1日限定の花火屋が午後9時まで営業し、花火点火は午後6時から午後11まで解禁される。
花火打ち上げは40年近い伝統となっているが、警察・消防機関によると、5時間の花火解禁で火災による事故が毎年発生しており、州民たちに「愚かな行為はしないように」と呼びかけている。
2016年までの10年間で、197人が花火による火傷、裂傷、視力障害、聴力低下、骨折などで病院で手当てを受けていた。