一般

がんの罹患率に地域格差あり NSW

【シドニー1日AAP】   社会保健アトラス(SHA)の研究結果によると、NSW州のハンター・バレー地域とセントラル・コースト地域に住む人たちは、がんにかかる確率が他に比べて高いことがわかった。

同結果によると、2006年から2010年の間でこの地域のがん患者は3万8000人と最も多く、次に多かったのがシドニー中心部と東部で3万3847人となっている。反対に最も少なかったのは、リベリナ地方のマランビジー地方自治体地域で、7177人だった。

また、2014年から2015年の間において18歳以上で高血圧や太り気味だと診断された人が最多だったのは、シドニー中心部と東部だったが、ハンター地域とセントラル・コースト地域住民が最も肥満体だという結果となっている。

2010年から2014年にかけての平均寿命においては、シドニー北部地域の85歳で、ブルー・マウンテンズ地域やシドニー西部・南西部地域の79歳に比べて高いことがわかっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら