【ACT6日】 内閣国家安全委員会は6日、インドにいる9,000人のオーストラリア人を帰国させる直行便を15日から再開する提案に同意したことが分かった。一時停止の措置は来週中に緩和されるとみられ、モリソン首相は7日中にも正式に詳細を発表する見通しだ。
インドからの直行第一便は早ければ15日にインドを出発するとみられ、約200人が帰国の途につくとみられている。ただ、搭乗前に新型コロナウイルスへの感染を調べる検査を2回行い、結果が陰性でなければ飛行機には搭乗できない。さらに帰国者は、ダーウィン外れのホワード・スプリングスの施設で隔離生活を行うことになる。
連邦政府が渡航規制を導入する前は、インドからオーストラリアへチャーター便が週に2回飛んでいたが、今回は規制が緩和された後、週に最大1回となる見込み。また、商用飛行が再開するかについては未定となっているが、政府関係者は「ゆっくり着実に」との見解を示した。
ソース:abc.net.au-Australia to resume repatriation flights with India from May 15, with Howard Springs to be used for quarantine