【ダーウィン9日AAP】 ダーウィンのミンディル・ビーチで9日、第43回目となるビール缶で作られたレガッタレースが行われ、およそ1万6,000人が参加した。
毎年恒例のビール缶レースは、リサイクルとチャリティー基金集めを目的とする。集められた基金は、海上警備隊のAustralian Volunteer Coast GuardおよびNT準州の乳幼児突然死症候群(SIDS)支援機関に充てられる。
空き缶数千本で作られ、6人乗船可能のボートもあったが、浅瀬でも浮いていることが困難なボートや、海に入る前に壊れるボートもあった。ボートが壊れた際には海から缶を拾い集めるのがルールだ。1974年6月に始まった同大会は、サイクロン被害後のごみ回収を目的に行われたが、年月を重ね、ゴム草履投げ競争や綱引き、凧揚げも行われるなど家族向けイベントとなった。