【パース13日AAP】 臓器・組織機関のOrgan and Tissue Authorityは、ウェブサイトdonatelife上で臓器ドナーの登録を新たに立ち上げた。7月30日から8月6日のDonateLife週間には、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)と全18チームも臓器ドナーをファンに促す。
昨年、国内で死亡者ドナー503人、生存者ドナー267人や家族から1,713人が移植を受けた。これまでで最多の移植数だが、現段階でまだ1,400人が救命臓器移植待ちにある。
パースのミシェル・クラークさんは、1994年と1995年の2回に渡って角膜移植を受けた。移植なしでは盲目になっていたとして、クラークさんは「誰もがドナーに参加するべきだ」と話した。
国民の67%が臓器や組織提供の意思を示しているが、実際の登録ドナー数はわずか33%に過ぎない。臓器のみでなく、ヒト組織の重要性に関する認識が著しく欠如していると考えられる。