【シドニー8日】 NSW州保健省はコロナワクチン接種をした帰国者6人が、ホテル隔離中に受けた検査で陽性反応だったことを発表した。
州保健省が発表した報告書によると、6人の帰国者はオーストラリアに入国する前にワクチン接種を行なっていたが、5月1日までの4週間に渡り陽性結果が出ていたという。
モリソン連邦首相は、海外に取り残されているオーストラリア人の送還に対して圧力を感じているが、予防接種パスポートシステム導入への懸念が国内で増加している。
報告書によると、インド、米国、バングラデシュからの帰国者180人中89人が陽性結果だった。
現時点では、過去14日間に遡ってインドに滞在した人はオーストラリアへの入国が禁止されているが、今月15日には解除されるとモリソン首相は述べた。
現在、インドには9000人のオーストラリア人が帰国を望んでおり、その中の173人は両親が一緒にいない子供だと、上院委員会で発表されている。
ソース : news.com.au – Six vaccinated travellers test positive to COVID-19 in hotel quarantine