【ブリスベン15日AAP】 QLD州のシャノン・フェンティマン子ども安全相は、同州での親の違法薬物アイスの使用がまん延しており、保護される子どもの数が急増していることに懸念を表した。
薬物使用のため、育児放棄をした片親または両親が原因で保護された子どもの数が782人と増加していることを受けて、同子ども安全相は、薬物依存の親の大半は過去1年以内に薬物を始めているとし、薬物使用の問題の悪化を示唆していると述べた。
同子ども安全相は「育児放棄された子どもの半数以上が保護されている。あとの3分の1は親による精神的な虐待を受けており、13パーセントが身体的虐待を受けている」とし、子どもの安全を守るために薬物使用の疑いのある親には薬物検査を必須にすることを明らかにした。