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向日葵を海へ  英テロ豪人犠牲者偲ぶ

【シドニー15日AAP】   6月に発生したイギリスのロンドン橋テロ事件で、犠牲者となったSA州の看護師だったカースティ・ボーデンさん(28)の追悼のため、友人らがシドニーのタマラマビーチで花を捧げた。

ボーデンさんは、テロ事件で被害者を助けるために現場に向かい、テロ犯に殺害され、友人らに「ロンドン橋の天使」と呼ばれ死を惜しまれた。

ボーデンさんはシドニー滞在時代にタマラマ・サーフィン・ライフセービング・クラブにボランティアとして所属しており、友人やメンバーらがタマラマビーチからサーフボードで海に入り、ボーデンさんが好きだった向日葵の花を海へ投げ入れた。

ターンブル連邦首相は、「 希望に満ちあふれた、若く美しい女性の尊い命が失われたが、現場に向かい負傷した人を勇敢に救助しようとしたボーデンさんはオーストラリア人の気質を示してくれた」と哀悼の意を表した。

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