【キャンベラ18日AAP】 連邦政府は、社会福祉機関センターリンクの電話サービスへの需要を緩和するために、同ウェブサイトをよりわかりやすく改善する方向だ。
昨年7月1日から今年4月30日にセンターリンクにかけられた電話のうち、4,200万件以上が通話中の音楽に切り替えられた。1日14万件近くの計算で、2年で倍近くに増加している。オペレータにつながった人の待ち時間は平均15分だった。センターリンクは電話オペレータ250人を追加雇用する予定だ。
人的サービス省は6か月以上を費やして、より早く容易に情報を見つけられるようウェブサイトのデザインを改めた。同省のタッジ相は18日、「サイトに掲載されている基本情報に関する問い合わせがほとんど」と声明を発表し、サイト改訂によって電話サービスへの需要軽減を望むとした。
民族組織委員会連盟(FECCA)は、政府のオンラインサービスの簡素化はすべて歓迎するとしたうえで、高齢者や英語が母国語でないなどオンラインサービスにアクセスできない人もいるため、対面や電話サービスは不可欠と訴える。