【シドニー19日AAP】 米国で今月15日、豪人の女性が通報を受けて駆けつけた警察官に誤って射殺されたとされる事件で、犠牲者となったジャスティン・デイモンドさんの追悼式が19日、NSW州のフレッシュウォーター・ビーチで営まれた。ジャスティンさんの両親は、真相を明かしたいとの考えを明らかにしている。
ジャスティンさんを射殺したとされるミネアポリス州の警察官は、調査官による面談を拒否しているといい、ジャスティンさんの家族らは真相が明かされていないと訴えている。ミネアポリス州のホッジズ市長は「逐一情報を提供していく」と話し、同州公安当局からの最新情報を家族に最初に伝えることを約束した。
ジャスティンさんの友人らは、米国、ブラジル、スウェーデン、フランスなどから、フェイスブック上の追悼ページにメッセージを寄せた。ジャスティンさんの友人によると、結婚を間近に控えていたジャスティンさんは、米国では銃の規制法がオーストラリアと異なることを最も懸念していたという。