【メルボルン21日AAP】 連邦のビショップ外相は21日、国際連合人権理事会の理事国入りに十分となる得票数を確保したことを明らかにした。同理事会では、フランスが理事国入りを断念したことで、2018年以降の任期に合計2つの空席が出来ている。
ビショップ外相は、オーストラリアが総会で投票する国々から、書面および口頭による賛成票を数多くの国から得たことを明かしており、「私自身および専門家たちの見解として、オーストラリアは人権理事会の理事国入りに十分な票を得られると考えている」と話した。
ビショップ外相はまた、フランスが理事国入りを断念したことについて、「理事国入りの可能性を査定した上で、断念することを決定した」との見方を示し、さらに「オーストラリアとスペインの理事国入りが濃厚だが、今年10月の総会で行われる投票が残されている」と述べた。