【アデレード22日AAP】 SA州アデレードで今月、小型飛行機が着陸寸前に何らかの物体と衝突した事故で、飛行機に衝突したのは無人航空機のドローンではなく、オオコウモリだったことが、調査の結果明らかになった。
SA州のフライト・トレーニング・アデレードが管理する小型機TB10 Tobogoは、着陸態勢に入ったところで、不明の物体が翼に衝突したという。パイロットは、右側の翼に大きい衝撃音を聞いており、翼にも小さい傷が残っていた。
パイロットは豪航空安全局(ATSB)に、物体は無人飛行機ドローンの可能性があると報告していたが、ATSBが飛行機から残留物を採取し、オーストラリア博物館にDNA検査を依頼。ATSBはこの結果、「物体は、ほぼオオコウモリに間違いない」と報告した。