【ブリスベン26日AAP】 QLD州政府は、500万ドルを拠出して2型糖尿病と重度の肥満による合併症の患者に、無料の胃バンディング手術を行うと発表した。18~65歳の患者最大300人が対象となる。
州政府は、減量手術提供によって同州の保健システムを圧迫する数十億ドルを削減したい考え。
2型糖尿病は、最大60%で失明、腎臓病、下肢切断など重篤な合併症を引き起こす可能性がある。同州糖尿病機関のミシェル・トゥルートCEOは、「生死のふちをさまよう患者にとって手術は命綱となる」と話し、減量手術を歓迎した。