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カウンシルの統合計画が廃案に NSW

【シドニー27日AAP】  NSW州のグラディス・ベレジクリアン首相は27日、同州政府が進めてきたシドニー郊外のカウンシルの統合について、この計画を中止すると発表した。同計画では、14のカウンシルが強制的な統合に反対するとして、法廷での争いに発展していた。

カウンシルの統合をめぐっては今年初め、NSW州上訴裁判所が、州政府による統合の「手続き上の公平性」が欠けているとして、クーリンガイとホーンズビーの統合を阻止する事態となった。

ベレジクリアン首相は今年1月、ベアード前首相から交代した際に、地方部のカウンシルによる統合計画を断念する一方、都市部における統合は推進するとの方針を打ち出していた。NSW州ではこれまで、20のカウンシルが統合を行っている。

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