【VIC19日】 VIC州メルボルンで性感染病が急増しているのは、オンラインによるデートアプリの利用が増加していることと関連性がある―。伝染病専門家が警鐘を鳴らしている。メルボルンでは梅毒の感染者数が45%と急増しているという。
一方、眼科の専門家も梅毒による目の感染病が二桁の急増をみせていると報告している。ディーキン大学の伝染病学者のベネット氏は、オンラインアプリの人気と不特定多数との性交渉、早い段階での兆候を見逃すなどが、感染拡大の原因と分析している。
ベネット氏は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、過去12か月間にわたり、社交の場でパートナーを見つけることができないため、人と人をつなぐ制限のないデートアプリがこれまでより重要になってきているとの見方を示した。梅毒はしこりや潰瘍が初期症状として見られ、見逃さず診察することが重要だ。
ソース:news.com.au-Online dating contributing factor in explosion of syphilis cases across Melbourne