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4月失業率5.5% 補助金終了の影響まだ

【ACT20日】  オーストラリアの4月の失業率は5.5%と、前月から0.2%ポイント減少したことが豪政府統計局(ABS)による調査で明らかになった。連邦政府による給与補助「ジョブキーパー」が3月に終了し、失業者は増えると予想されたが小幅にとどまった。

 

新型コロナウイルスの感染がピークを迎え、ロックダウン規制が行われた昨年4月の失業率が6.4%だったことから、今年4月の失業率はこれを0.9%ポイント下回っている。州別ではTAS州が最高で6.2%だった。ジョブキーパーの終了による失業や転職は、5月の統計に反映されるとみられている。

 

国営放送ABSのジャーヴィス広報担当は、「多くの人口グループでまとまった失業の流れはみられない」と述べ、ジョブキーパー終了の影響をはっきり示すような変化はないとしている。

 

ソース:news.com.au-Unemployment falls 0.2 per cent in April to 5.5 per cent

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