【NSW21日】 シドニーのタウンホールに21日、連邦政府の気候変動対策に抗議する数百人の児童生徒が集まった。生徒たちは、再生可能エネルギーへの移行を訴えても政府が無視を続けるのであれば、教室で真面目に学業に取り組む意味を見いだせないと訴えた。
参加した16歳の女子生徒は、「学校を卒業しても、異常な環境事象に満ちた将来しか待っていないと思うと、一生懸命勉強しなければいけない意味が分からない」と述べ、自分たちの声を届けるには(抗議活動など)秩序を乱すしか方法はないと考えていると説明した。
さらに、化石燃料から再生可能エネルギーへと移行したほうが、コストは低く抑えられ、雇用の創出にもつながると主張した。連邦政府がNSW州ハンターバレーに建設予定のガス火力発電所に6億ドルの拠出を決めたことについては、時代の流れに逆行していると批判した。
ソース:news.com.au-School Strike 4 Climate protests: Students vent climate fury at protests