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QLD州男性 手作りギター8年間で90本

【QLD22日】  QLD州マリー・バレーに住むカール・ヴェンズさん(76)は退職後、地元で入手できる木材を利用し、これまで8年間にわたりギター作りを行っている。友人とギター作りを計画したカールさんの息子フィリップさんが、カールさんを誘ったのがきっかけで、カールさんはこれまでに約90本のギターを製作した。

 

カールさんがギター作りに夢中になると、切り倒した木や余った材木をギター作りに生かせないかとカールさんの友人から連絡が入るようになったという。使用するのはベイスギ、クスノキ、ブンヤパイン、ジャカランダ、ブルーガムなど様々だが、製作に着手する前に約1年間、木材を乾燥させる必要がある。カールさんいわく「実際にギターを弾くまでどんな音色か分からない」という。

 

カールさんのギターを購入したミュージシャンのカイリー・カウリングさんによると、工場で作られたギターと手作りギターでは驚くほど音色が異なるという。カイリーさんは「カールさん自身はギターを弾かなくても、異なる木材をどう組み合わせたらいいか直感的なセンスを持っている」として、それが魅力だと話した。カールさんが製作したギターは一本400~7,000ドルで販売されている。

 

ソース:abc.net.au-Queensland craftsman spends his retirement making guitars from local timber

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