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所得税申告 自宅勤務者の税控除を厳しく審査

【ACT24日】   今年もタックスリターン(所得税申告)が近付いてきた。パンデミックにより勤務スタイルが大きく変わった中、国税局(ATO)は申告内容を厳しく審査する。

昨年、車両価値と交通費は5.5パーセント近く減少したが、フロントラインワーカーの除菌ジェルやマスクなど制服と洗濯費は2.6パーセント増加した。ATOは、似通った職種や収入の人と比べて税控除額が著しく高い申請を厳しくチェックする。ティム・ロー副長官は、「自宅勤務関連の控除が増えるのはわかっているが、自宅勤務者が交通費や制服の洗濯費、出張費を申請することはない」と警告した。

自宅勤務の場合、一時的な便法として全費用を含み1時間80セントで計算する。タイムシートなどで勤務時間を記録しておく必要がある。コンピュータなど300ドル以上の申告はレシートが必要だ。

保健や航空業界、小売、サービス業などは仕事で使う手袋やマスク、除菌ジェルなどの費用を申告できる。レシートを保管し、経費として払い戻されてないこと。

自宅勤務者が時として通常の職場に向かう場合、交通費として申告できない。職場間での移動のみ申告できる。

ソース : news.com.au – ATO to crack down on travel, clothing claims for home-based workers

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