【NSW25日】 NSW州で25日、性的関係の同意に関する法が改正された。性行為の前に相手に同意を得る必要がある。
法の改正により、性行為の前に相手に質問して同意を得る必要がある。声に出して返答しなくても、うなずいたり、ジェスチャーで示してもよい。相手が恐怖心から動けなくなったり、「嫌」と言わないからといって同意したことにはならない。同意を得ずに性行為を行えば、強姦犯として陪審員が有罪を言い渡すことができる。
同州で女性の安全を擁護するヘイリー・フォスター氏は、法の改正を歓迎するとともに、「長い法廷期間をトラウマと考える強姦被害者が多い」と話し、法廷制度を大きく見直すよう州政府に求めた。
州犯罪統計調査局(BOCSAR)の最新報告によると、昨年12月までの24カ月で性的暴行は10.1パーセント増加した。同州で唯一増加している犯罪だ。
国内女性の6人中1人が被害に遭ったとされ、加害者の97パーセントが男性だ。一方で性的暴行の有罪判決率は低いままで、2019年に警察に通報された強姦事件のわずか19パーセントが起訴につながった。
ソース : news.com.au – Reform to sexual assault laws in NSW means affirmative consent needed