【シドニー26日】 NSW州北西部で、大量発生したネズミが原因で家屋が火災で全壊し、住人家族が着の身着のままで残される被害があった。
国内の地方エリアでは、学校や、住宅、病院などで半年以上もネズミが大量に増加しており、農家は作物の被害に見舞われ、町全体がネズミの刺激臭に悩まされているという。
ナラブリ・シャイアの近くに住むレベッカ・ウォードさんは、仕事から帰宅したところ自宅が火に包まれているのに愕然となった。幸運なことに3人の息子は家の前庭に避難しており、ペットの犬と猫も隣人の機転のおかげで無事だったという。
ウォードさんは「家財道具一切が全焼してしまった。警察官が火から逃げだすネズミたちが屋根から飛び出してきたのを目撃したと言っていた」と語った。
壁や屋根に住み着いたネズミが電線をかじったために漏電火災が発生したのが原因だと警察はみている。
ソース : news.com.au – Mice destroy NSW family home as plague continues