【ACT31日】 国内で新型コロナウイルスのワクチン接種を奨励するために、カンタス航空はインセンティブプログラムを立ち上げると発表した。
ナイン局の朝番組「トゥデイ」で31日、同航空のアラン・ジョイスCEOは「ワクチン接種を促すのに最善を尽くす。すでにワクチンを受けた人、今年中にワクチンを受ける人すべてがプログラムに申し込める」と話した。賞品には、航空バウチャー1,000ポイント分、旅行クレジット、4人家族10組に1年間搭乗無制限などを考えているという。また、ホテルのアコー・グループと連携して無料宿泊も検討している。カンタス・グループは先週、「ファイザー製またはアストラゼネカ製ワクチンの接種を2回終了した人に対する報酬を考えている」と声明を発表した。
カンタス航空は、当初予定した10月の国際線再開を12月に遅らせた。今月初めの連邦予算案発表で国際線再開は来年半ばと予想されたが、ジョイスCEOは「年内の国際線再開を目指し、航空機や乗務員の準備を行っている」と話した。
カンタス航空は今月初め、長引くパンデミックの影響により、損失は昨年度の27憶ドルに加えて今年度も20憶ドルを上回ると見積もった。
ソース:news.com.au- Qantas boss Alan Joyce to offer ‘mega prizes’ of unlimited travel for COVID-19 vaccine recipients