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交通運賃1.5%値上げへ NSW

【NSW2日】  NSW州のコンスタンス交通相は2日、州内の交通運賃を今後12カ月で1.5%値上げすると発表した。値上げの理由は「インフレ率に則したもの」と説明している。州政府は先に、CBDへの人の流れを活発化させるため、インセンティブとして交通費の値下げを示唆していたことから、値上げの決定は驚きをもって受け止められている。

 

コンスタンス交通相は、多くの交通機関利用者にとって週当たり1ドルの値上げが予想されるとしている。ただ、週当たり運賃の上限50ドルはそのまま維持する。高齢者や年金受給者対象のゴールドオパールカードは一日2ドル50セントの上限を維持し、短距離のバス利用や3キロメートル以内のライトレールも運賃の変更は行わない。

 

オパールカードの利用者は現在、大人一日当たりの運賃上限が16.10ドル、コンセッションカードの週当たりの上限は25ドルとなっている。料金の変更は7月5日から実施予定だ。コンスタンス交通相は、利用者数はパンデミック前の水準に戻っていないとした上で、「運賃を出来るだけ低く抑えるよう努力していることを理解して欲しい」と述べ理解を求めた。

 

ソース:news.com.au-Public transport fares to increase for NSW commuters in shock announcement

 

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