【VIC2日】 VIC州で感染が急速に拡大している新型コロナウイルスは、非常に感染力の高いインド変異株(B16171)とみられることが分かった。専門家は感染による死者の増加や、VIC州以外での感染拡大が懸念されると指摘している。インド変異株の感染力は少なくとも60%以上高いという。
米国では、インド変異株が新規感染の1%から1週間以内で7%まで跳ね上がった。メルボルンで感染拡大している同変異株は今のところ抑えこむことが出来ていない状況だ。VIC州のマーリノ首相代理は、「これを抑え込まなければわれわれの両親や祖父母などの弱者が犠牲になる」と述べ、ロックダウンは人命救助につながるとの見解を示した。
さらに、ウイルスの感染は寒い環境のもとでさらに活発化することから、冬を迎えたオーストラリアでの感染拡大も懸念される。変異株の中には空気を介しての感染力が高いものも確認されており、感染拡大につながりやすいとされている。
ソース:news.com.au-Scary Indian variant behind Melbourne’s Covid outbreak and lockdown a risk for all Australians