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専用隔離施設に前向き NSW

【NSW6日】   NSW州政府は、現行の帰国者用ホテルに加えて専用の隔離施設を設立するよう、連邦政府に呼びかける。

VIC州と連邦政府がアバロンに500人収容の専用隔離施設を建設すると合意したことを受けて、NSW州も同様な施設を設立したい考えだ。NSW州政府によると、現在同州の帰国者用ホテルにおよそ5,000人が滞在しており、これ以上の受け入れは難しい。NSW州の受け入れ規模にVIC州が対応するには、少なくとも専用施設10か所が必要と考えられるが、連邦政府は現行の帰国者用ホテルも併用する意向だ。

連邦のハント保健相によると、モリソン首相はベレジクリアンNSW州首相に対し、「NSW州は多くの国民の帰国を安全に支援してきており、現時点で専用施設は必要ない」と伝えた模様。

QLD州もまた、NT準州のような隔離施設を求めている。

連邦野党労働党のマールズ副党首は6日、「NT準州の隔離施設で新型コロナウイルス感染は起こっていない。感染の多くは、換気が不十分な帰国者用ホテル内で発生している」と述べ、全国で隔離施設がつくられなければさらにロックダウンが行われると警告した。

ソース:news.com.au- NSW governments would welcome commonwealth quarantine facility

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