【ACT12日】 英国で開催されているG7コーンウォール・サミットに出席する連邦政府のモリソン首相は、濃霧のため予定を4時間遅れて現地入りした。同首相は到着後すぐ、米国などに続き、少なくとも2,000万回分のワクチンを途上国へ提供する意向を示した。
連邦政府が提供するワクチンは国内製ワクチンに加え、アストラゼネカ製、ファイザー製、モデルナ製などとなる見通し。モリソン首相はワクチン提供について、「オーストラリアとしてこれまで同様に自分たちがすべきことをしていく」と述べ、先にオンラインで開催されたコバックス・ワクチンサミットで日本の菅首相が8億ドルの追加拠出を表明したことについても称賛の意を示した。
オーストラリアはG7に加盟していないが、G7プラスサミットにゲスト国として参加する。ゲスト国としての参加はこのほか南アフリカ、インド、韓国など。モリソン首相はサミット出席後、ロンドへ移動し英国のジョンソン首相と会談し、両国間の自由貿易協定について協議するとみられている。
ソース:news.com.au-Scott Morrison touches down after fog delayed G7 arrival, pledges 20 million vaccines for developing countries