【SA15日】 国内農場で収穫作業に就いた外国人労働者が、わずか時給4ドルの不当な待遇を明らかにした。公共のごみ箱から食べ物を探さざるを得なかったという。
台湾人のケイト・シューさんは、SA州レンマークの農場でわずか時給4ドルを支払われた。“収穫高制“と呼ばれる収穫量に対する賃金を受け取っていたという。NCA ニュースワイヤでシューさんは、「スーパーマーケットのごみ箱から食べ物をあさるほかなかった」と話した。
NSW州の組合とVIC州の移民労働者センターが行った新たな調査から、収穫作業に就いた1,300人のうち80パーセント近くが不当な低賃金を支払われたと報告している。収穫高制で働く労働者の多くがシューさんと同じ待遇を受けており、時給1ドルの場合もあり、合法的な時給26ドルを受け取った労働者はわずか2パーセント。報告された日給の最低は、ぶどうとズッキーニ農場の9ドル、次にブルーベリー農場の10ドルが続いた。
組合のマーク・モレイ事務官は、「多くの労働者は2年目の一時滞在ビザを得るために88日間収穫作業に就いている。若者を農場に送り、性的・身体的に虐待し、苦情を訴えられないよう脅している」と農業セクターを批判した。
ソース:news.com.au- Migrant worker says she ate from rubbish to survive as rampant fruit picking underpayment revealed