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帰国者の男性 例外認められずハンガーストライキ

【VIC21日】   メルボルンでホテル隔離中の男性が、規制により母親の死に目に会えなかったとして、ハンガーストライキを行っている。

ジェームス・タービットさんは18日夜、母親の健康状態が悪化したため、居住先のベルギーから急遽帰国した。タービットさんの母親はパースの病院に入院していたが、ベルギーからパースへの便がないためメルボルンに到着した。VIC州保健局から、「例外が認められてもWA州までチャーター機を自分で用意する必要がある」と告げられたという。

母親は20日午前1時半頃に亡くなり、タービットさんはインターネット越しに最後の別れを交わした。

タービットさんは19日午後から何も食べておらず、自身に起こった非人道的な状況の認識を高めるためハンガーストライキを続けるという。「国内線に乗れず、運転して行くこともできない。チャーター費5万ドルの余裕はない」「ベルギーを出た際は母に会えると思っていた」「同情的な例外があると言うが、得るのが不可能だ」と話した。

VIC州保健局と隔離局は、タービットさんに哀悼の意を表した。別の州への移動と隔離を要するため、WA州の承認を得るまで例外的に許可できないという。また、民間航空会社はホテル隔離中の帰国者を定期国内線に搭乗させられない。

ソース : news.com.au – Man stages hunger strike in hotel quarantine after being denied an exemption

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