【SA24日】　　SA州議会は24日、自発的幇助自死法案が下院議会を通過したことが分かった。同州で同法案が審議されるのはこれで17回目となる。法案が可決されれば、安楽死を合法化する州としては4番目となる。

同法案では、SA州に少なくとも一年間居住している18歳以上で、回復する見込みのない病状を抱えており、余命が数週間から数か月の人が対象となる。ただし、医者は自分の家族および自死幇助により恩恵を受けると考えられる患者を診ることはできない。

法案は18か月以内に施行される前に総督による承認を受ける必要がある。また、法案を監督する審査委員会を設置するとともに、保健省は法案の施行に必要な技術訓練や指針について整備を進めるとみられる。

ソース：news.com.au-South Australia votes in favour of voluntary assisted dying law