【シドニー26日】 NSW州保健省は、シドニーの各地で毎日感染が広がっていることを受けて、食品配達者が感染源である可能性があることを明らかにした。
グラディス・べレジクリアン州首相は26日に、新たに12件の感染者が確認されたことから、外出制限令を拡大し、シドニー大都市圏やブルーマウンテンズ、セントラル・コースト、ウーロンゴン地域なども2週間のロックダウンの対象にすることを発表した。
州首相は、今月21日から25日までの間にマリックビルにある食品卸売販売店Great Ocean Foodsを訪問した人に対して、 「同店に来た人の中で、QRコードで登録をした人の数がとても少ない。登録をしていない人は検査を受けてほしい」と訴えた。
また、同店に関連した配達員が陽性結果だったことから「21日から25日の間に同店の配達を受けた人たちとその家族はすぐに自宅隔離をして検査を受けるように」と警鐘を鳴らしている。
「デルタ株の感染は今月21日から始まっており、そこから24〜48時間以内に陽性結果が出始めていることが懸念材料。念には念を入れて、多くの人が検査を受けることが感染予防につながる」と州首相は説明している。
ソース : news.com.au – NSW Premier Gladys Berejiklian urges infected delivery drivers to get tested as state battles outbreak