【シドニー27日】 NSW州のシドニー大都市圏などの4地域で2週間の外出制限令が宣言されたことにより、ロックダウン対象地域のスーパーマーケットでパニック買いが発生している。
べレジクリアン州首相は、外出制限令施行後も必要不可欠な買い物の外出は許可されており、施行前にパニック買いをしないように州民に呼びかけていたが、トイレットペーパー、米、パン、パスタなどの棚が買い占められて空になっている様子がSNSで掲載されている。
City of Sydney、Randwick、Waverly、Woollahraの行政地域にあるコールスでは、25日にトイレットペーパーの一時的な購入制限を導入しているが、新たなロックダウン対象地域での購入制限に関してはまだ発表していない。また、ウールワースでは購入制限に関する発表はまだ出ていない。
べレジクリアン州首相は、「外出禁止令はないので、必要不可欠な買い物の場合はいつでも外出できる。ショップは毎日開店しているので、パニック買いをする必要はない」と述べており、SNSでもトイレットペーパーの買い占めをする人たちに対して、「トイレットペーパーは十分すぎるほどの供給ラインがあるのに、ロックダウンのたびに買い占めをするのが理解できない」とコメントを残した人たちがいた。
ソース: news.com.au – Chaotic scenes in NSW supermarkets as panic buying takes hold