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ACT パンデミック開始後初のマスク規制

【ACT27日】   パンデミック開始以降初めて、首都特別区域(ACT)でマスク着用が義務付けられた。ACTで新型コロナウイルスの感染は現在認めらていないが、国内各地で感染が報告されるなか予防策として導入された。

28日午前零時から、ACTの屋内でマスク着用が義務付けられる。カフェやレストランで飲食時に着用しなくてもよいが、従業員は着用する。オフィスでマスクを着用する必要はないが、市民に応対する場合は着用しなければならない。12歳未満の子ども、さらに身体・精神的に着用が難しい場合も着用しなくてよい。バー首席大臣は「ウイルスの空気感染に対し、マスクは最良の防御策の1つ」と述べた。

ACT政府は26日、クラスター感染が広がるシドニー広域との州境を閉鎖した。ACTから2万4,000人近くがここ最近にシドニー広域を訪れ、このうち1万人以上が自宅から出ないよう要請されている。

一方、ブラッドンのホテルにシドニーからの訪問者50人以上が滞在していたとわかった。警察は26日午後9時頃、シドニーの6人家族が許可なしにACTに滞在していると通報を受け、NSW州との州境まで同行して帰宅を促した。その後、シドニーからさらに50人が同ホテルに滞在しているとわかり、27日午前に全員が帰宅を命じられた。

ACT住民以外でここ最近にシドニー広域を訪れ、許可なしにACTを訪れた場合は最大で罰金8,000ドルが科せられる。

ソース: abc.net.au – ACT government makes mask-wearing mandatory indoors, on public transport

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