【NSW29日】 NSW州政府は、同州でロックダウンの影響を受けた事業に対する新たな財政支援を発表するとともに、同州の飲食・行楽バウチャー「ダイン・アンド・ディスカバー」を8月31日まで延長し、持ち帰り品にも使えるようにした。
州政府は、シドニー東部ボンダイのクラスター感染の影響を受けた小規模事業やレストラン等に財政支援を行う。NSW州全域の事業を対象とし、売り上げが70パーセント以上減少した事業は1万ドル、50パーセント減に7,000ドル、30パーセント減は3,000ドルの財政支援を受けられる。受給資格として事業は年間給与税が最大120万ドルでフルタイムの従業員が20人以下であること、レストランや旅行会社は年間賃金が1,000万ドル以下であること。どちらも年間の売上高が7万5,000ドル以上でNSW州内を本拠地とし、ABNの事業番号を有していることが条件だ。
ベレジクリアン州首相は「パンデミック中、事業支援と雇用維持に向けてできることはすべて行うといつも話してきた」と話した。
ソース: news.com.au ‐ NSW government announces new business support measures with grants of up to $10,000