【NSW30日】 航空安全局(CASA)はこのほど、航空機内のペットの持ち込みに関する規制を緩和すると発表した。これまで航空機内への同伴が許可されていたのは介護犬のみで、ペットの持ち込みは禁止されていたが、今年末から各航空会社が独自の判断を行えるようになる見通しだ。
CASAのギブソン広報担当は、航空各社が実際にペット同伴の搭乗を実現するまでには、整理しなくてはならない事が数多くあるとの見方を示し、「100%簡単とはいかないが、規制という観点でみたときに安全性が確保されていれば、われわれが介入することはないということだ」と説明した。
航空大手カンタスとジェットスターは、ペット同伴搭乗について実現の可能性はないとしている一方、ヴァージン・オーストラリアは決定を保留している。同社の広報担当者はペットとの搭乗について幅広く見直しを行っているとした上で、見直しの結果にかかわらず、介護犬は引き続き客室への同伴は可能とするとしている。
ソース:news.com.au-Aussie passengers may be able to fly with pets in the cabin