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住宅価格 上昇続くなか沈静化の兆しも

【NSW1日】  オーストラリアでは2020/21年度、国内の不動産価格の成長率が過去17年間で最大の伸びを記録したことが、コアロジックによる調査で明らかになった。6月の不動産価格の成長率が1.9%となり、年間成長率は13.5%に達した。

 

今年6月の住宅価格をみると主要都市でそれぞれ上昇しており、上昇幅はホバートの3%からパースの0.2%までと差があった。一方、過去一年間の上昇率はダーウィンが21%、ホバートが19.6%、キャンベラが18.1%、シドニーが15%、アデレードが13.9%、ブリスベンが13.2%、パースが9.8%、メルボルンが7.7%だった。全国の住宅価格の中央値は現在64万5,454ドル、主要都市は72万7,427ドル、地方部は47万8,212ドルとなっている。

 

ただ、複数の都市では今年3月のピークを境に市場が沈静化の兆しを見せており、パースとダーウィンでは一月当たりの住宅価格の成長率が最もゆるやかになっている。一方、勢いが衰えず成長率が最大だったのはキャンベラだった。

 

ソース:news.com.au-Property prices keep surging but the pace is easing, slowing ‘mansion’ value growth points to momentum loss

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