【ACT2日】　　連邦政府のモリソン首相は2日、政府間連絡会議ナショナル・キャビネットで新型コロナウイルス感染症からの「4段階の回復計画」について合意したと発表した。ワクチン接種の浸透を目指す一方、ロックダウンの実施は「最後のとりで」として導入するとしている。

第一段階（フェーズ1）では、ウイルスの抑圧とワクチン接種の増加を第一目的とし、ワクチン接種が完全に終わった旅行者の自宅隔離を試験的に導入する。また、次の段階（フェーズ）へ進むにはワクチンの接種者数が一定数に達する必要があるとしている。

モリソン首相は、「コロナ禍を乗り越えていくのは誰にとっても未知の領域」だとして、リスクのない道がいつも用意されていると考えている人は、今すべての国々が直面している重大な課題についてまったく理解していないことになる」と述べ、コロナ禍を切り抜けるにはある程度の我慢や犠牲は避けられないとの見解を示した。

ソース：news.com.au-PM Morrison unveils Covid-19 pathway, confirms international arrivals will be cut by half temporarily