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NSWロックダウン「緩すぎ」 専門家が懸念

【NSW2日】  NSW州で実施されているロックダウンについて、感染症専門家が予定通り9日にロックダウンを終了したければ、営業を許可する業種を今よりもさらに限定し、その他は営業を禁止すべきとの見解を示していることが分かった。

 

ディーキン大学の感染症専門家のキャサリン・ベネット教授は、新たな感染者について感染源が特定され、感染力のある期間に自己隔離が行われている状態が数日間続くことが、ロックダウン解除の基準だとする一方、まだこの状況には達していないと指摘。ロックダウンの重要性は示されているものの、「現在行われているソフト・ロックダウンは効果を発揮していない」と指摘した。

 

NSW州のベレジクリアン首相は、感染者数は今後数日間は増加すると予想されるが、来週初めにはロックダウンの効果が表れ始めるとの見方を示し、「良い方向へ向かっていくことを期待している」と話した。2日の州内の新規感染者数は33人で、このうち13人が感染力のある状態で普通に生活していたことが分かっている。

 

ソース:news.com.au-NSW lockdown rules may be too ‘soft’ and could see restrictions extended

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