【NSW7日】 40歳未満の殆どの人が新型コロナウイルスのワクチンをまだ受けられないなか、シドニーの名門私立校の生徒らがファイザー製ワクチンを受けたと明らかになった。
NSW州保健局は、ハンターズヒルにあるセント・ジョセフズ・カレッジの12年生163人へのワクチン提供を“誤り“と認めた。遠隔地から先住民の生徒4パーセントが寄宿していることから、同校が保健局に問い合わせ、先住民以外の12年生も接種を受けた。16~49歳の先住民は接種対象となっているが、NSW州でファイザー製ワクチン対象は40~60歳、および保健セクターや検疫機関勤務者などのみだ。
報道を受け、特に教師らから憤りの声があがっている。州グリーンズ(緑の党)のデイビッド・シューブリッジ議員は、「公立校の教師へのワクチン接種が計画段階のみのなか、私立校の生徒がワクチンを受けた」とツイートした。ソーシャルメディアでは、同校校長に謝罪を求める声も多い。
ソース:news.com.au- Teachers blast move to vaccinate 160 St Joseph’s College students with Covid-19 Pfizer vaccine