NSW8日】 国内ではレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格が164.7セントとなり、値上がりが止まらない。ロードサービス会社NRMAの広報担当者は、石油輸出国機構(OPEC)が意図的に生産を絞る「協調減産」を行っており、1リットル当たり30セント分がつり上げられていると指摘している。
国内では、1リットル当たり175.9セントなど、割高な値付けをしているサービスステーションもある。NRMAのコーリー氏は、値上がりが続けば10月までにレギュラー無鉛ガソリンの価格は1リットル当たり170セントに跳ね上がるとしており、「卸値と小売り価格の格差は馬鹿げたものとなるだろう」と話した。
都市別でみると、平均小売価格はパースが165.7セント、メルボルンが159.6セント、ダーウィンが146.9セント、ホバートが149.9セント、アデレードが136.4セント、キャンベラが150.6セントなどとなっている。
ソース:news.com.au-Motorists gouged 30c a litre as Australian petrol prices soar