【アデレード9日】 モリソン連邦首相は9日に 、予防接種を完了している海外渡航者を対象に、帰国時の隔離生活をホテルから自宅で行う試行をSA州で開始することを発表した。
モリソン首相は、コロナウイルス感染の低リスク国から帰国する場合に限り、SA州民は2週間の自宅隔離が可能になるとしている。今回の試行結果は他の州やテリトリーにも公開され、今度の検討課題になるという。
連邦政府はSA州政府と連携して試行結果の透明性に努めるとし、「今回の試行が成功すれば、現行の隔離システムよりも負担が大幅に軽減される」と期待を寄せている。
マリス・ペイン外務相は「これまでの成果から、予防接種を行なった人が7日間の隔離を行う方が、接種をしていない人が14日間の隔離をするよりも効果があることがわかっている」と述べた。
ソース: news.com.au – South Australia to pilot home quarantine for returned travellers