生活

一人暮らしにとって孤独なロックダウン 

【NSW12日】   シドニーのロックダウン厳格化が発表されて以降、一人暮らしの人にとって物理的に人との接触が途絶え、孤独で辛い状況が続いている。

シドニー中西部で一人暮らしを営むエリエン・レッテさん(29)はロックダウン開始当時、屋外で10人のブートキャンプにほぼ毎日参加していた。ソーシャルディスタンスのため運動中に話すことはできなかったが、ビデオ通話ばかりの毎日の中で、良い仲間意識を感じることができた。しかしロックダウンの厳格化によって、レッテさんはビデオ越しに友人と話すことしかできなくなった。

シドニー南西部で家族と離れて暮らすジャスウィンダー・チャウラさん(63)は、毎日1万歩歩き、ヨガをすることで気持ちを切り替えている。オンラインで大学生への家庭教師を続け、新たなレシピも学んでいる。

NSW州政府は非同居パートナーの訪問は許可しているが、一人暮らしの人が友人や家族1人を自宅に招くことには触れていない。メルボルンのロックダウン時にはこれが許可された。

シドニーの外出制限令は16日までの予定だが、ベレジクリアン州首相は延長の可能性を警告する。

ソース: abc.net.au – Sydneysiders living alone despair as COVID-19 restrictions tightened and no ‘social bubble’ in sight

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