【キャンベラ17日】 東京オリンピック開始まで6日となった17日に、選手が滞在する選手村で初のコロナ陽性者が出たことを関係者が発表した。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会のスポークスパーソンである高谷氏によると、陽性が確認された感染者の名前は非公開となっており、何千人もの選手や関係者が滞在する選手村から移動して、現在ホテル隔離を行なっているという。
同組織委員会の橋本会長は「感染拡大を防ぐために尽力している。もし拡大した場合でも対応できるようにしている」と回答している。
16日にはオーストラリア代表として出場予定だった男子テニスのアレックス・デミノー選手が、陽性が確認されて欠場を余儀なくされたことを、オーストラリア・オリンピック委員会が発表していた。
北島選手村担当副部長は、選手村は万全の安全手順で運営されており、過去のオリンピックで問題になったような湯量不足や配管問題などもないと答えている。
また、選手村に滞在する選手のほとんどが予防接種を完了しているが、予防接種有無にかかわらず、参加資格規則に従わない選手は失格になると関係者は語った。
ソース : news.com.au – Worst fears realised with positive case inside Olympics Village