【QLD21日】 国際オリンピック委員会(IOC)は21日、東京で総会を開き、2032年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地をQLD州ブリスベンに決定した。東京に集まったIOC委員80人が投票し、ブリスベンの得票数は72票だった。
総会に出席したQLD州のパラシェイ首相やブリスベンのシュリマー市長らは、開催地が発表されるとイスから飛び上がり手を叩いて決定を喜んだ。決定の瞬間を市民で共有しようとブリスベンCBDに集まった人々たちも歓喜に湧き、夜空には祝賀の花火が打ち上げられた。
パラシェイ首相は五輪開催地に決まったことを受け、「州民を大変誇りに思っている。ただ、自分の生きている間に実現するとはまったく考えていなかった。本当に嬉しいこと」と話した。連邦政府のモリソン首相もまた「ブリスベンだけでなくQLD州にとっても歴史的な日だ」と述べた。ブリスベンは五輪開催費用に45億ドルが必要とみられている。
ソース:abc.net.au-Brisbane announced as 2032 Olympic Games host city at IOC meeting in Tokyo