【NSW21日】 住宅の芝刈りなどを行う清掃会社のジムズ・モーイング(Jim’s Mowing)の創設者、ジム・ペンマン氏は21日、NSW州のベレジクリアン首相に対し公開書簡を提出した。同氏は手紙の中で、ロックダウン(都市封鎖)中も個人事業者が引き続き仕事を行えるようにして欲しいと、強い姿勢で訴えたもよう。
NSW州では新規感染者数が111人と増え、ロックダウンに終わりが見えない中、ペンマン氏は庭の手入れやメンテナンスを行う個人事業主について、運動をしたり、車に給油したり、ファーストフード店を訪れる人よりも「感染の危険性は低い」と説明。何万人もの人を失業状態におくことで、彼らの心身に深刻な影響が及ぶと警告した。
VIC州で昨年8月にロックダウンが行われた際にも、ペンマン氏は同州のアンドリュース首相に書簡を送っており、現在5度目のロックダウンとなっているVIC州では、庭の整備など個人事業者が営業を続けることが許可されている。ペンマン氏は、NSW州でも同様に許可されるべきとの考えを示している。
ソース:news.com.au-Jim’s Mowing founder Jim Penman urges NSW Premier to allow sole operators to work