【ACT6日】 オーストラリア国税局(ATO)は6日、高級車や競馬用のサラブレッド、ボートなど高級品を購入した人たちに対し、総所得を正しく申告していなければ監査を行う可能性があると警告したことが分かった。ATOはすでに約30万人について監査実施を視野に入れているという。
ATOは、自動車に6万5,000ドル以上を費やした人や、15万ドル以上をボートに費やした人、10万ドルを美術品に費やした人などについて、所得を隠していないかや過剰な控除額を申請していないかについて調査したいとしている。
ATOのロー副局長は、ATOから所得を隠そうとしている人に対し、「サイコロを投げれば所得税の枠を避けられるモノポリーゲームではない」と述べ、ATOはあらゆる情報や分析方法を使って不正を見抜くことが出来ると説明。特に、高級品購入などに焦点を当てて調査していることを確認した。
ソース:news.com.au-300,000 Australians face ATO audit over luxury goods