【ACT9日】　　5年ごとの国勢調査が10日夜行われる。収集した情報は医療、教育、運輸、インフラ整備の必要性等の把握に使われる。

オーストラリア統計局（ABS）は、前回2016年に初めてオンライン記入を導入した。200万人が記入した時点でシステムダウンし、後に4種のサイバー攻撃に遭ったと明らかになった。国の半分がロックダウン中の10日夜は、75パーセントがオンラインで行われると予想される。

収集された情報はABS以外の政府組織で共有されることはなく、個人や世帯がわからないように発表される。違反する国勢調査担当職員は、最大で罰金2万6,400ドルまたは懲役2年、あるいは両方が科される。

回答者の名前は18か月後に消去、住所も36か月後に消去されるが、国立公文書館（NAA）での保管を選んだ人の情報は99年間保管され、その後一般公開される。

国勢調査は義務であり、参加しなければ罰金に繋がる。所得や家賃、住宅ローン費など特定な質問が多いため、間違って記入することもあり得る。ABSは、間違いは罰せられないと保証するうえで、虚偽の回答には最大で罰金2,200ドルが科せられると警告する。

ソース: news.com.au ‐ What happens if you don’t complete the census