【ACT12日】 首都特別地域(ACT)のバー主席大臣は12日、新型コロナウイルスの陽性者が確認されたことから、キャンベラで7日間のロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。陽性者の感染源は不明だが、感染性を持ったまま生活を続けていたことが分かっている。ロックダウンは同日午後5時から開始される。
キャンベラで感染者が確認されたのは1年以上ぶりで、ロックダウンは昨年4月以降実施されていない。ロックダウンにより、キャンベラの在住者は必需品の買い物のほか、在宅では行えない必須の仕事や学業、ワクチン接種のためのみ、外出が許可される。屋外の運動は1時間まで行える。
さらに、新たな検査クリニックがブリンダベラ・ビジネス・パーク(Brindabella Business Park)に設置されるほか、ウェストン・クリーク・ウォークイン・センター(Weston Creek Walk-In Centre)とエピック・ドライブスルー・クリニック(EPIC drive through clinic)は対応容量や業務時間が拡大される見通しだ。キャンベラでは15歳以上の住民の半数以上が1回目のワクチン接種を済ませ、25.9%が2回目を済ませている。
ソース:news.com.au-Canberra to enter lockdown at 5pm tonight