【NT12日】 NT準州のインフラ・計画・ロジスティクス省は、準州ハワード・スプリングスに設置されている隔離施設について、向こう5年間の利用を見越し、契約するバス会社などを探していることが分かった。同施設では毎週、海外からの渡航者の約40%となる2,000人を受け入れている。
地元メディアのNTニューズによると、同省はダーウィンやアリススプリングスの空港から施設までの輸送バスについて、5年契約でオペレーターを探しているようだ。新型コロナのパンデミックがあと5年続くかとの問いに対し、ローラー・インフラ・計画・ロジスティクス相は直接の回答を控えたものの、他の災害が発生した際にもバスは使用可能だと説明した。
疫病専門家たちは、5年間も隔離施設が必要になるとは思わないとする一方、少なくともあと2年間は使用される可能性は十分あるとしている。オーストラリア国立大学のコリニョン博士は、「隔離施設が必要となるのは、国内でウイルスのまん延が収まらない中で、多くの人がワクチン接種を行っていない状況だ」と話した。
ソース:news.com.au-Authorities preparing for another five years of quarantine in the Northern Territory